こんにちは♪
亀戸駅前キリン歯科です🦒
今回は歯肉のホワイトニングと言われる、「ガムピーリング」について説明したいと思います。
歯肉には皮膚と同じくメラニン産生細胞が存在します。この細胞は刺激を受けるとメラニン色素を産生し皮膚と同じように歯茎の一部が茶色く着色して見えるようになります。口呼吸、紫外線、タバコ、受動喫煙、などが外来刺激として挙げられこのような刺激によって歯肉の色素沈着が生じます。この歯肉に付着した着色を除去することを「ガムピーリング」といいます。
ガムピーリングは単純に色素沈着した歯肉を一層除去する事で、ピンク色の歯肉に改善する治療法です。
当院で行っている方法はケミカルピーリングと呼ばれるもので、フェノールという薬品を使用し、歯肉の表層を一層剥ぎ、歯肉の着色を除去します。フェノールにはタンパク質変性作用がありメラニン色素はグロブリンと言われるタンパク質と結合しています。このグロブリンを除去することで着色部位が白くなります。白くなった歯肉は約3日間ぐらいで剥離し徐々にピンク色の歯肉に戻っていきます。その後、約2週間ぐらいで綺麗な歯肉になります。
ガムピーリングが出来ない人
・フェノール・アルコール類にアレルギーがある人
・歯肉炎や歯周病などにより歯肉に炎症のある人
ガムピーリング後の注意事項
・メラニン色素沈着以外の歯茎の着色には、ガムピーリングの効果が薄い
・施術後、辛い物や塩辛い物など刺激が強い食べ物を食べない。
・施術中やけどをしたようなヒリヒリ感に痛みを感じることがある。
・施術後の2~7日間くらい、歯ぐきが白っぽくなります。
・タバコや口呼吸などにより後戻りする可能性がある