こんにちは!亀戸駅前キリン歯科です🦒
ドラッグストアなどの歯磨き剤コーナーで「歯肉炎」「歯周炎」「歯周病」「歯槽膿漏」などの文字をよく目にしませんか?
何が違うのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか🧐今回は「歯肉炎」「歯周炎」「歯周病」「歯槽膿漏」の違いについて紹介します!
歯周病とは、歯を支える「歯周組織」に炎症が起こる病気の総称です!
- 炎症が歯ぐきだけにある状態を「歯肉炎」
- 炎症が歯を支える骨(歯槽骨)まで進行した状態を「歯周炎」
症状が進行すると歯槽骨が溶けて、最後には歯が抜け落ちることもあります😣また「歯槽膿漏」は「歯ぐきから、うみが出る」という、歯周病の中の一つの症状です!
これらをより分かりやすく説明すると
「歯肉炎」..歯と歯の間の歯肉が丸みを帯び、膨らんできます。歯肉は赤色をしていて、ブラッシングをすると出血します。歯肉に炎症が起き、2~3mmの隙間(歯周ポケット)ができます。ですが、この段階では痛みがほとんどないため、症状に気が付かなかったり、放置する人が多いです😔歯周炎は、丁寧に歯磨きすると治ります!
「歯周炎」..歯肉の色が赤紫色になります。歯と接している歯肉がさらに腫れて、ブラッシングで出血します。歯と歯の隙間が広がり、食べものがよく詰まったり、歯肉が退縮して歯が長く見えます。歯周ポケットは3~5mm(軽症)、4~7mm(中度)、6mm以上(重度)と深くなっていきます🥲
「歯槽膿漏」…「歯槽膿漏」は歯を支える部分「歯槽=歯ぐき」から、うみが出るという意味で、歯ぐきの病気の中の症状の一つ(重度歯周炎)です。
歯周病は治療も予防も出来ます!
気付かないうちに進行するため、多くの方が歯周病であると自覚をしていません。痛みや見た目に大きな変化がほとんどないため、ケアが大切だと意識することが難しいのも歯周病の特徴です😔
歯周病は症状が重くなると、最終的には歯を失う可能性があります。
その前に歯医者に通い、検査、治療、メンテナンスをしっかり行うことが大切です🦷
少しでも気になる方がいらしたら、悪くなる前にご予約ください🪥
検診、クリーニングのご予約もお待ちしております🦒